TED『ルーファス・グリスコムとアリサ・ヴォルクマン「育児に関するタブーを破る」』を見て

NHKでやっているスーパープレゼンテーション
スーパープレゼンテーション
という英語のプレゼンをやっている番組を、ちょくちょく録画していて見ているんだけど、
今日は、子育てに関するプレゼント言うのをtwitterのTLで知ったんで、珍しく録画ではなくで放送を見た。


非常にうなづける内容が多く、結婚する人、特に、これから親になる人に
是非見てもらいたいものだった。
内容は、子育てに関するタブーについて、本音を語るというもの。
Rufus Griscom + Alisa Volkman: ルーファス・グリスコムとアリサ・ヴォルクマン : 子育てのタブーを語ろう | TED Talk


自分なりの感想を忘れないうちに記録


以下の四つのタブーについての話

  1. 「You can't say you didn't fall in love with your baby in the first time.(最初は子供を愛せなかったと言ってはいけない)」
  2. 「You can't talk about how lonely having a baby can be.(育児の孤独を話してはいけない)」
  3. 「You can't talk about your miscarriage.(流産についてはなしてはいけない)」
  4. 「You can't say that your average happiness has declined since having a child.(子を持つと、幸福の平均値が下がると言ってはいけない)」

一つ目について
特に父親はそうではないのかな?
お腹の中で十ヶ月子供を育てる母親と違って、父親は子供が生まれたからといって、いきなり父親になれるわけではないのは実感として分かる。
自分もそうだったと思うし。
ムスコが生まれたときと今で、どちらがムスコを愛しているかといえば、絶対に今のほうが愛していると自分は断言できる。
世の母親の人は、新米パパを責めないで欲しい。


二つ目について
これも納得。
育児は母親にとって孤独であるのは間違いない。
ある一定の年齢までは、一日中、誰かが子供の世話をする必要があり、その大部分は、少なくとも先進国では母親が担うことになるのは間違いない。
そのことを理解したうえで、父親は当然そうだし、社会全体で乳飲み子を抱えて奮闘している母親(もしくは保護者)をフォローしていく必要があるんだと思う。


三つ目について
正直、流産については、男である自分は分からない…
統計上、全妊娠の1-2割近くが流産になるらしいので、万一、流産になっても母親は自分を責めないで欲しいとは思うんだが…


四つ目について
これが一番笑ったし納得。
文言だけを見ると、子供が出来ると幸福度が下がるのか? ととられかねないけど、そうではない。
上下の振幅が大きくなるだけだ。(青いラインが平均値)

確かに、日々ムスコの相手をしていると、ものすごく感動して幸せを感じることもあれば、コンチクショーって思うことも多々ある。
それが、上のグラフに現れているんだろうな。
もし、そうじゃない、毎日いっつも幸せですって言う親がいるのであれば、俺はその人が本当に自分で子育てをしているのか? と疑うだろう。


こんな感じで、子育ての日の当たらないことについてを語っているものは、非常に数が少ないけど、ぜひとも親になる人は知っておくべきでは? と思う。
世間一般の子育てのイメージは、明るくハッピーなことで、幸せがあふれているみたな情報があふれているけど、そうではないよ、とい啓発も行われていくべきなんだろうな。

そうすれば、理想と現実のギャップからくる、育児放棄や虐待を少しでも減らせるのではと思う今日この頃。


なんか、最近、ブログが子育てネタばっかりだな。