システム統合の「正攻法」 世界最大6000人プロジェクト、三菱東京UFJ銀行「Day2」に学ぶ
いまさらながら、Day2プロジェクトの本を読んでみた。
![システム統合の「正攻法」 システム統合の「正攻法」](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/410wyxaqjxL._SL160_.jpg)
- 作者: 大和田尚孝
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2009/11/19
- メディア: 単行本
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書いてあることは、非常に当たり前のことを愚直なまでにやったということ。
この「当たり前のこと」を行うのが一番難しい。
本書を通じて感じたのは、このプロジェクトの成功(?)の要因は
- 経営トップの強いコミット
- 体制作り
- 責任(=役割)の明確化
だったんじゃないかと思う。
あと、「気づきの機会を豊富に設ける」という記述があったのだが、具体的にはどうやったのかが気になる。
情報の横展開の手法の具体的なやり方が無かったんだけど、その辺はどうやったんだろう?
ポータル新設とあったけど、これをうまく使ったのかな?
もう一つ気になるのが、ユーザー部門・関連部門の関わらせ方。
Day2では、システム部門以外の人たちに、どうやって当事者意識を持ってもらったのかなぁ。
トップの発信・トップダウンだけでうまくいったのか??
今、仕事で結構大きめなプロジェクトに関わってるんだけど、若干
うまく回っていない感があり、Day2との違いは何なんだろうと考えている日々。
色々考えれば考えるほど、やっぱりプロジェクト管理をきっちりやるしかないのでは?という結論なんだけど
じゃあ、そこを強化すれば本当に全てがばら色の未来が待っているのか、と言われると疑問…
でも、まずは第一歩はそれからなんだろうな。
PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)を生かす | 日経 xTECH(クロステック)
このあたりでも読みながら、自分なりにもうちょっと考えをまとめよう。